美味しいレシピ満載で贈る、食ライフラブコメディとい謳われる「にがくてまい」の1巻が発売されました。


大手広告代理店に勤めるキャリアウーマンである江田マキ(28歳)は会社では一目置かれている存在。でも実際は「彼女のひとりぐらし(AA)」を彷彿させる、とんでもないズボラな独り暮らしをしていました。そんな中、ゲイで野菜が大好きな高校教師・片山渚(30歳)と出会い酔い潰れたのを送って貰い、朝食に野菜スープを作ってもらい…というもの。ゲイを学校にバラすと脅して同居生活がスタート。で、2人の生活が面白い。


2人の生活

独身女アラサー×イケメン男色家、常識を越えた抱腹絶倒ラブコメ」という謳い文句通り、2人の同居生活が面白いのなんのって。男に恵まれない女と女に興味のない男の奇想天外な食ライフラブコメ。1巻ではラブコメというよりもコメディという印象。また、マキが家族と和解するのはグッときました。2巻も非常に楽しみです。

さて、ジャンプSQ19の夏号(2号目)が発売されました。季節誌で年に4回しか出ないのがもったいないぐらい好きです。矢吹先生の「迷い猫オーバーラン!」も移籍してきて益々あざとくなりました。


ぶっちゃけ立ち読みで十分かなとも思ったのですが、のっけからレオタードで乳首が浮いてたものだから速効で買いに走りました。


のっけから

もう週刊少年ジャンプにお色気枠がなくなって生きる希望をなくした身からすると、ジャンプSQ19のあざとさは感動的にすらあります。ちなみに夏号は本能の赴くままに読んだら、以下の順番になりました。

「迷い猫オーバーラン」→「(G)えでぃしょん」→「となりのランドセル」→「姉妹とゾンビと虹色パンツ」→「デュカタンの娘」

さすが俺の本能。確実に本物だけをチョイスして読む順番を決めていました。って、ただ単に女の子が可愛くてあざとそうな作品を真っ先に読んでただけなんですけどね!

で、個人的にヒットだったのは「いちご100%」の河下水希先生の「(G)えでぃしょん」が心に響きました。こんなサイトを長く続けていても、どういう漫画か紹介するのが一番苦手なのです。説明するのって難しいです。で、「(G)えでぃしょん」がどんな漫画かといえば…。

少女漫画家を目指す女子高生がエッチなことになる漫画(説明終わり)

で、前回は少女漫画で持ち込んだのがエロ漫画で受賞してしまい、ポルナレフもビックリの何を言ってるのか分からないし、何をされたのかも分からない事に…。で、今回は疲労困ぱいに良く効くアイテム「モミモミいや手くん」が登場。

アイテムの名前だけで、次に何が起こるのか手に取るように分かってしまいます。ジャンプSQ19の読者は、このあとモミモミされてしまうんだろうとと想像した事でしょう。「モミモミ」で「癒し」ならいやらしいに決まっています。まったく不安感0で安心してページをめくれます。


モミモミいや手くん

「ひゃあああああっ!!」
「や…」
「ちょっ…!コレって触…っ」
「いやーっパ、パンツの中まで入って…っ!!」

開始から僅か4ページで触手プレイです。この速さはなかなかのものです。勿論効果音は必殺の「かああああ」で赤面。一通り感じた後に「やっぱ、コレって触手プレイの機械なんじゃん!」と、事前にアイテムの名前だけでいやらしい事になると把握していたのもポイントです。エロが嫌いという設定ですが、実はエッチな娘なのです。

あと、夢とはいえ未来のあると24歳が登場して眠っているのを起こしてくれました。


起こしてくれます

こんな風に起こされてみたい!夜這いのような起こされ方(夜這いです)に憧れを持つものからして言わさせてもらえば、こんな起こされ方したら別のところが起きてしまう自信があります。そんな感じで2話目にして、早くも小宇宙を爆発させた河下水希先生。

しかも、今回は一挙に2話掲載で3話目には新キャラの投入。黒髪ロングっ娘です。やっぱり黄色髪に対比するのは黒髪ロングっ娘なのは常識ですよね。3話目は着替えシーンでスタートです。


着替え

私は感動した。話の冒頭といえば、起承転結の「起」です。「起」でいきなりサービスシーンである着替えを披露するのですから。視覚的に楽しむのにもってこいですよ。ぶっちゃけ私にとっては、ストーリーなど刺身のつまのようなもの。

また、学校の体操着は男子はハーフパンツなのに、女子はスパッツというのもポイント高いです。「(G)えでぃしょん」の素晴らしいところは男子の扱いの低さ。今回はエロ本に群がっているだけという出番。この作品においての男子の必要性のなさが伺えますし、実際にまったく必要ありません

そして投入された新キャラ・玉沢果凛、黒髪ロングっ娘という河下先生の十八番のキャラなのですが、東条以下いままでの黒髪ロングと決定的な違いがあります。顔の表情です。果凛は「キッ」とした凛々しい顔立ちで、東条たちはぽけーっとしているのです。


玉沢果凛

こういう凛々しいキツメという印象のキャラだと「いちご100%」の北大路さつき同様に、たいして活躍の機会がなくエロ要員で終わってしまいそうで不安でもあります。

やはり、求められるのは天然さというかぽわーんとしたゆるさが欲しいところです。ついつい屈んだらパンツを見せてしまうような緩みが欲しい、ブラジャーを落としてしまうような緩みが欲しい。キツメの娘に求められるのは、ここぞという所で見せる緩さなのです。

常にピンと張った生活をしても疲れるだけですから。やはり緩みというのは大事なものなんです。しかし、そんな心配も杞憂でした。キツイ感じで常にツンツンしている印象だった果凛には、ちゃんとゆるさがありました。


ゆるさ

頭のネジがゆるんでいました
よかった、これで安心(?)ですね。1話だと、もっと熱くなれよとか思っていた「(G)えでぃしょん」でしたが、2話目から本領を発揮して、今後もさらに盛り上がりそうな感じです。ところで、パンツは白や水玉よりもいちごパンツをご所望致す