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    最高と断じるに些かの躊躇もない百合漫画

    コメント(7)
    コミック百合姫が10周年だそうです。
    それを記念して、現在百合姫コミックがKindleで300円セールを実施中。期日は7月12日までだそうです。
    【72時間限定】『コミック百合姫』10周年記念100作品セール!(7/12まで)

    せっかくですので便乗してお勧めの百合漫画をピックアップ。
    セール対象商品だけじゃないです。間違えないように。個人的にお勧めな百合漫画10選ですのであしからず。

    citrus

    [まとめ買い] citrus
    見た目はギャルなのに一度も 恋をしたことがないjk・柚子は、親が再婚した都合で女子校に編入することに。彼氏ができない!と不満爆発の転校初日、黒髪美人の生徒会長・芽衣と最悪の出会い方をする。その後、偶然芽衣とイケメン担任教師のキスシーンを目撃し、心とは裏腹にそのシーンが胸に焼き付いてしまった柚子。さらに生徒会長と義理の姉妹の関係になり、同室で生活することになってしまい…!? 正反対のjkふたりが反発して惹かれ合って。 姉妹のlove affair、始まる!

    いま最も注目を集めている百合漫画である。噂に違わぬ面白さ。親の再婚で義理の姉妹になったギャル(姉)と黒髪ロング(妹)。高い画力と複雑な人間関係と心理描写は素晴らしいの一言。何より、お姉ちゃんのキャラが童貞オーラ全開ヘタレ受けで最高である。

    14
    お姉ちゃん

    照れ屋で不器用で純情な柚子が可愛すぎる。また、妹・芽衣は心の奥底は見せない腹黒系。普段はツンツンしてるのに、たまに不意打ちデレが炸裂して悶絶するのみ。まつりちゃんという引っ掻き回し役が登場してさらに面白さとニヤニヤは加速する。超お勧め!

    philosophia

    philosophia (百合姫コミックス)
    「大学って、将来のために勉強するところだよね?」新歓飲み会オトコ合コン色校沙汰,etc,etc...女子大生・愛の、大学での1年目はあっという間に過ぎ去っていった。なんの変化もない大学生活2年目を送る彼女に訪れた、1つ上の先輩・知との再会。入学式の時に出会ったあのころから感じていた、知のとらえどころのない不思議な魅力に、しだいに惹かれていく愛―。氏が2年にわたり発表した同人作品[philosophia]をまとめた、総集編的な一冊。

    大人の百合って感じかな。とはいえ、過激なシーンがあるわけではなく「雰囲気」で魅せるのである。煙草の煙がモクモクするように、淡々とモクモクと流れていくストーリー、黙々と読みいってしまう。一見地味でいてとっても深い。とっても深い愛と知の物語。渋みが効いてて少し切なく大切な事を思い出す。

    Vespa

    Vespa (百合姫コミックス)
    極端に男性の出生が減少した世界。女性たちは貧富・身分の差から、子供を産み育てられる身分と労働に従事することで一生を終える身分に大きく分けられていた。姫に仕える恋塚は、叶わぬ想いを胸に秘めて生涯を終えようと思っていた。姫の隣国の女王への輿入れが決まるその日まで。傲慢で、冷酷な女王に人身 御供のように嫁ぐことになった姫は、それでも恋塚に頼ることはなかった。人形のように孕まされる役目を負った過酷な姫の運命を案じ、婚姻記念式典の日恋塚はある計画を実行する。女と女の世界を描く「Vespa」と思春期少女のセカイと未来を描く「インソムニアガール」を収録した、渾身の作品集。

    表題作の『Vespa』は、男の出生率が現象した世界において、身分の差のあるお姫様と兵士の物語。婚礼式典のパレードで…というもの。設定に関しては突っ込みどころ多いが、ジェットコースターのように域を付かせぬ展開の熱量には舌を巻く。同時収録の作品もグッド。

    月と泥

    月と泥 (百合姫コミックス)
    リサは田舎から出て都会の女学院に通っている女の子。 帰省して実家のホテルを手伝っていると、見た事もないようなお嬢様が〝父親〟に伴われてやってくる。 一緒に遊ぶうちに、自分より何もかもが恵まれているような彼女に、妬ましさや様々な想いをぶつけてしまうリサ。 だが、ある秘密を打ち明けられて──。 衝撃的な展開に瞳目せざるを得ない表題作『月と泥』。

    百合といえば甘い甘いスイーツのような展開と想像してる君!甘い!鬱展開を見事に織り交ぜた作品集である。ラブラブなこれぞ百合というわけでもないけど読み応えは抜群。さらに、鬱展開があるのにも関わらず綺麗に話はまとまってるし救いがある。

    かわいいあなた

    かわいいあなた (百合姫コミックス)
    少女同士の切なく甘酸っぱく、そして暖かい恋物語がたっぷり詰まったコミックス!!百合漫画初心者の方にもお薦めです♪ ふんわりした女の子たちの恋模様をお楽しみください!!

    やはり個人的には百合漫画の殿堂入り。乙ひより先生の百合は最高である。表題作の『かわいいあなた』は王子様のような容姿のまりあと、いかにも女の子らしい容姿のあかね。自分の容姿にコンプレックスを持つまりあを可愛いというあかねは文化祭で…というもの。収録されてる作品全て最高である。友情と愛情の狭間に悶えるのみ。

    純水アドレッセンス

    純水アドレッセンス (百合姫コミックス)
    保健医に恋する、女子高生・ななおの恋模様や、親友への想いを綴った物語などなど、コミック百合姫で『切なすぎる!』と反響を読んだかずまこを、初めての単行本。甘酸っぱくてほろ苦い少女たちの恋の欠片を、味わってみてください。

    真っ直ぐな女子高生ななおと、大人ぶる松本の2人には何度も胸キュンしながらゴロゴロと転げまりながら悶えたものです。勇猛邁進にストレートに突撃するななおと、そんなななおに戸惑いながら惹かれていく松本の距離感。脇のキャラも魅力的で最高である。

    青い花

    [まとめ買い] 青い花
    「もし私の好きな人が女の子だったらどうする?」鎌倉のお嬢様学校&進学女子高を舞台に紡がれる、胸キュン"ガール・ミーツ・ガール"ストーリー。

    鎌倉の町を舞台にした少女たちの恋物語り。特筆すべきはキャラの掘り下げでしょう。メインのふみとあきら以外の脇キャラも素晴らしいの一言。百合でもヘテロでも実る恋も実らぬ恋もあるものの、人生には「その先」があるのである。もうね最終回は最高と断じるに些かの躊躇もない。読後に余韻に浸る。上手すぎだよ。

    ささめきこと
    ささめきこと 1<ささめきこと> (コミックアライブ) ささめきこと(1)
    ささめきこと(2)
    ささめきこと(3)
    ささめきこと(4)
    ささめきこと(5)
    ささめきこと(6)
    ささめきこと(7)
    ささめきこと(8)
    ささめきこと(9)
    校内で優等生として名をはせる女子高生・純夏には、人に言えない秘密があった。それは、友人の同級生・汐に「恋してる」こと。汐も「女の子が好きな女の 子」だというのに、純夏の気持ちにはまったく気付いていないのだった……。ちょっと変わった恋愛観を持つ少年少女たちの、甘酸っぱい思春期を爽やかに描い た学園ドラマ。待望の第一巻が登場。あなたにも一つは「ささめく」秘密がある!?

    女子高生のじれったい恋物語。最高だったね。何がって百合は異性愛より上とか抜かすそのふざけた幻想をぶち壊すかの如き爽快っぷりな展開がだよ。そう「普通の恋愛」なのだ。感情と愛情が錯綜する至高の一品であった。俺達、もとい私達の戦いは続いていく…。読後の余韻は大満足!

    想いの欠片

    想いの欠片 1 (楽園コミックス) 想いの欠片(1) / kindle(1)
    想いの欠片(2) / kindle(2)
    想いの欠片 3


    ガールズラブひとすじの作者初の長編コミック。ひとりの少女の女性遍歴を鋭く優しく包み込むように描いて「楽園」本誌&web増刊で大好評のシリーズです。GLコミックスの棚の新定番。

    百合といえば甘い甘いシュガー満載だと思っていた君!砂糖なんていらんのだよ!というのが『思いの欠片』である。マックスコーヒーのような甘々なシュガーなど無い。ブラックコーヒーのようなほろ苦さ満載だよ。胸キュンと胸イタのブレンドは絶妙なコクのある味わいですよ。最高のほろ苦ビタースイートでした。

    あの娘にキスと白百合を

    [まとめ買い] あの娘にキスと白百合を
    品行方正、成績優秀の秀才少女・白峰あやかは、中等部から高等部に進学。『今までと同じ自分』であり続ける……はずだった!? 天才少女・黒沢ゆりねとの出会いから、彼女の世界は一変する…?!

    中高一貫の女子校を舞台にした、様々なカップルのの話を描いた青春百合群像劇である。王道で明るく楽しく百合を堪能できる。頬の筋肉が痙攣しそうになるぐらいニヤニヤしてしまう。2巻からは切なさもブレンドされさらにいい塩梅に。とにかく、凄くね、めったくそ可愛い!可愛いは大正義なのである。
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  • 「想いの欠片」ウヴァヴァヴァー

    コメント(1)

    想いの欠片 2 想いの欠片 1

    初めて好きになったのは一番苦手な女(ひと)でした。
    「想いの欠片」2巻が発売されました。私は所謂、百合というとお菓子のようなふんわりとした甘々なものを思い浮かべるんですけど「想いの欠片」はそんなイメージを(いい意味で)真っ向から粉砕してくれます。まさに切ない恋愛をストレートに堪能できます。
    <関連>
    「想いの欠片」痛くて、おもしろい。そして、せつない

    恋をする上での「痛み」とか「苦悩」を描くんだけど、そのシーンの感情表現がリアルというか妙に胸に突き刺さる。2巻の見所はサキであろう。マユの親友にしてマユを密かに想うメガネっ娘である。マユに想いを寄せる心理描写がなかなかどうして。

    7
    サキ

    『違う…偶然なんかじゃない…』
    『女のあたしが女のマユを好きになったのは必然だ』


    マユが好きになったのがたまたま同性だっただけという言葉を聞いた時の心情である。昔馴染みのでマユに密かに想いを寄せていただけに、なんともズシリときます。「想いの欠片」は群像劇で、1話毎に主人公が変わるんだけど、サキの視点で語られる6話と9話は「痛さ」「刹那さ」「苦しさ」がトリプルで通常の3割増しであります。

    サキが醸し出す「緊張感」が半端ない。
    ミカさんと対峙した時なんて、そこらのバトル漫画よりもヒリヒリした緊張感を生み出してましたよ。特に全てを見抜かれた時の「悔しい…」と感じて思わず宣戦布告(?)をしちゃうのもあっさりとかわされた時の表情なんてね、ゾクゾクしちゃいます

    一言でサキを言ってしまうと「かわいそうな娘だな」というもの。
    特に9話のマユちゃんが傷ついたら全力で慰めてあげるとか言った後の自宅で1人の寂しそうなシーンがヤバイぐらいに悲壮感溢れている

    8
    悲壮すぎる

    『あたしが傷ついたら』
    『誰が慰めてくれるの―…?』



    9

    思わず界王様も目を背けたくなるレベルで見ちゃおれん状態ですよ。

    報われない可哀相な娘のオーラとどす黒いオーラが半端ない。サキの劣等感と嫉妬っぷりの描写がリアルで胸に痛い。なぜか無性に共感してしまう。なんつーの、現代の荒波で生活する僕にとっては、感情を抑えるのが日常茶飯事なわけで、この自分の感情を抑えのは分からないでもない。しかし、これソウルジェムが濁るんだよね。いつか暴発して魔女化しないか心配である。

    親友でもいいと思ってたけど今は違う。でもまだ想いを伝えるのは早いと自己完結する感情の起伏が切ないぜ。というかミカさんと似た者同士だよね。勝手に自己完結するところとか。どこか一線を引くというか冷めてるところが。その一方でいい意味で別種なのがマユちゃんである。作中の人間関係のスパイスになっているとうか動かすというか掻き乱すというか。

    10
    マユちゃん

    すさまじい行動力である。
    思わずミカさんをストーカーしたりと、その突撃娘っぷりは一際存在感があります。「痛さ」「刹那さ」「苦しさ」とは一線を画すキャラクターで、その行動は僕の心の琴線に触れてきます。マユちゃんは一種のオアシスのような癒し効果がある。

    また、本編とは別にマスターの過去話があるんですけど、こちらも「痛さ」「刹那さ」「苦しさ」が半端ない。人間の黒い感情がとにかくヤバイです。マスターの「恋なんてやろうと思って始めるもんでもないでしょ?気付いた時にはおちてるものよ」は珠玉の名言なんだけど、これに至った経緯が気になります。あと、「想いの欠片」で最も恋する乙女なのはマユちゃんの兄・原田である事は疑いようのない事実である。まる。

    想いの欠片 2
    想いの欠片 2
    posted with amazlet at 13.06.08
    竹宮 ジン
    白泉社

    想いの欠片 1
    想いの欠片 1
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