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ヤンマガ新連載ラブコメ「ココロの飼い方」がいい意味でヤバイ
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2010年09月27日
私のおウチはHON屋さん(1) (ガンガンコミックスJOKER)
posted with amazlet at 10.09.27
横山 知生
スクウェア・エニックス (2010-09-22)
スクウェア・エニックス (2010-09-22)
はい、出ましたよ「私のおウチはHON屋さん」の1巻がついに発売されました。主人公は中沢みゆちゃん小学5年生の可愛らしい女の子です。みゆは良い子で家の手伝いをきちんとします。家は本屋さん。この漫画は女子小学生が家の本屋で店番する話なのですが、その本屋というのがエロ本専門店。
中沢みゆ
きましたね、あざといのが。
そうです!女子小学生がエロ本を売って恥ずかしくて赤面してしまう様子をニヤニヤと楽しむのです。だがしかし、それだけではないという。店に来るお客さんはみんな良い人であり、エロ本やエロ漫画を通して温かいエピソードなどが炸裂するというのだから、こちとら大満足なのです。少女漫画家からエロ漫画家に転向する漫画家さんの話、男の娘アイドルの話など、これはエロ本やエロ漫画で幸せになれるものなのです。
まあ、でも結局…。
私のおウチはHON屋さん
エッチな本屋の店番で恥ずかしくて赤面する女の子最高という結論に達するのでした。
さて、「みなみけ」がお休みな今週のヤングマガジン(43号)で、新鋭コタニヨーコ先生の「ココロの飼い方」という新連載が開始されました。1話のタイトルからして「初恋クレイジー」といきなり目を引くもの。
ココロの飼い方
「フツーじゃない青春恋愛物語」とか「ずきゅんと胸打つ新連載ッ」という煽り文句で始まる「ココロの飼い方」。主人公は土屋尚雪15歳。もうすぐ中学卒業を控える中で一大決心をします。それは好きな娘に告白するというもの。
好きな娘
好きな娘の名前は高田心。ショートカットが似合うかなりの美少女です。これは告白しても勝算は低い感じ。
冒頭で「好きな人の声は何故か耳が拾ってしまう」と心が登校時に前を歩いていたら、「あたし、こないだの私立受かったんだー」と友達と話しているのを聞き、違う高校に行くと思い勝負に出たのです。同じ高校に行けたら今度こそ仲良くなろうと思っているものの、卒業したらもう会う事もないと思い勝負に出るのです。
人生で初の告白をする尚雪。告白はシンプルに「好きです」というもの。卒業式に誰もいない教室で一発勝負したら、途中で心の友人(かなり可愛い)が教室に入ってきてしまい、心は逃げ出してしまいました。終わった…と思ったら、ところがどっこい!
あたしも好きだよ
「あたしも好きだよ」
え゛ぇ――――
まさかの告白成功キタコレ。俺の頬も緩んでニヤニヤするっつーの。当然のように尚雪は叫びたい衝動を起こし叫びます。「なんでOKなんだ、高田のバカー」…って何でやねん!
なんと尚雪は、中学3年間なんの色恋沙汰もなく失恋でいいから思い出が欲しくて、思い出作りのつもりで告白したのでした。フラれた後の人生計画まで立ててたのに、まさかのOKで先の事を何にも考えていませんでした。
「なんで…ろくに喋ったこともない俺を好きなんだ高田…」「ワケわかんねーよ高田…」と思うも付き合う事になった尚雪と心。フラれるつもりの告白でOKを貰い予想を越える男となった尚雪はテンションMAX。初デートに誘いファーストキスをGETする気満々。そしてデート当日。実は同じ高校に進学する事、「おそりの物欲しい」と言われたのにシカトした事など色々重なって、初デートで撃沈。
そのまま連絡が途絶えてしまいました。
このまま終わる…と思ったら高校で再会し心は「尚って呼んでもいいですか?」などと言いだし、自分はコロって呼んで欲しいとか言い出し、なにがどうなってるんだと思ったら…。心は思っている事を告白。
「少女漫画みたいな恋愛がしたいワケはなかったの。…だからおそろいの物なんていらない…あたし首輪が欲しい」
そして心は制服のネクタイを差し出し…。
首輪が欲しい…?
「あたし、尚に飼われたい。犬みたいに」
ん。
おかしいな、途中までニヤニヤ展開の連続のラブコメだったのですが、なんでしょうかこの台詞は。えっと、ヤンマガの誤植?と思ったらマジだったでござるの巻き。「誰か彼女の取扱説明書をください」と尚雪もドン引きのビックリ展開を迎えたのでした。えっと、「ココロの飼い方」ってタイトルそのまんまの意味だったのか!
なんというか、はじまったな!
コタニヨーコ先生は巻末コメントで「好きになってください」とコメントしていましたが、1話で俺のハートを鷲掴みにしやがりました。これは超期待ですよー!