ゲイ952名による「アナタが好きな有名人は？」というものが発表されました。結果は以下の通り。

順位	作品名
1	井上康生
2	鈴木桂治
3	桜井マッハ速人
4	妻夫木聡
5	照英

ほとんどが濃いスポーツ選手でした。6位以下もそんな感じで、いわゆる腐女子が美男子が美男子におかしなことをするというのは、しょせん妄想で、リアルにゲイの方は濃い野生的な男を好むようです。

さて、そんな妄想の世界でおかしなことをしていた「テニスの王子様」ですが、本当におかしな事になっています。というのも四天宝寺の金色小春＆一氏ユウジのダブルスコンビが中学生の全国大会でありながら、アフロのカツラを被ったり、タキシード仮面様のように変質者を彷彿させるマスクをしたり、アフロが取れたらチョンマゲが飛び出したり、テニスの試合なのに水泳のシンクロをしだしたり…。ついにはタイトルが「お笑いの王子様」になっていました。

そんな感じでいいように弄ばれる桃城＆海堂コンビ。何故か小春はIQ200という設定も追加され、トルネードスネークを意味不明な言語で解説して、打ち返しました。

IQ200と凄いショットを返すのは、まったく関係ないと思いますが、青学コンビはタジタジ。そこで、対抗策として取った行動とは…。


対抗策
…。

もう許斐先生目に見えるオーラを放ちながら原稿を描き、無我の境地に辿り着いたのかもしれません。

しかも、ここで審判が注意をしだす始末。うるさい野次でも、人が入れ替わろうが、相手チームの監督にボールぶつけようとしても、照明が落ちてきても、COOLに振舞った審判がマスクぐらいで今更なにをうろたえているんでしょうか。

こうして、茶番は続きます。桃城のダンクスマッシュを意味不明を理解不能な計算で打ち返す小春。そこに海堂が「トルネードには数百通りの回転がるんだよ」と、こちらも理解不能なことを言い出し、魔貫光殺砲を炸裂させました。

よく、難解な本や、深いエロゲーは何回も読み返さないと理解できないと聞きますが、テニプリも大ゴマが沢山あって内容がないように見えますが、一度読むだけでは理解できません。と言っても、何度も読み返してみても、やっぱり理解できませんでした。

ところで、小春とユウジのコンビに青学の連中が真面目な顔して驚いたり、ビックリしたりと高度なギャグを披露してくれていますが、1番手に登場して新必殺技を出したり、初めて本気になったのに惨敗した不二先輩の姿が見えません。

いつもなら細目でしたり顔で「そういえば…」と言いながら知ったか知識を披露するのに。今回は驚きもしないし、話半分な知識も披露してくれません。一体どこで何をやっているのか…。


不二
…。不二先輩まだ試合に負けたのを落ち込んでいます。最近若者の自殺が問題視されていますが、不二はこのまま自殺してしまいそうな雰囲気です。

「To LOVEる-とらぶる-」の1巻が発売されました。矢吹先生はどうやら本物だったらしく、単行本では乳首を解禁させました。マンガがあればいーのだ。さんは「もう男は黙って「Ｔｏ　ＬＯＶＥる」、ですよ！ 」と、言葉の意味はよく分かりませんが、とにかく凄い自信に溢れたコメント。また、M:NBGさんも「明らかに「To LOVEる-とらぶる-」があざとい（笑）。」と、そのエロさは折り紙付きとなっております。

さて、「テニスの王子様」は不二が初のシングルス敗北で、第2試合ダブルス2の試合が始まりました。続いての試合は桃城＆海堂ＶＳ金色小春＆一氏ユウジという何ともアレな組み合わせです。


小春＆ユウジ
…え。

これを読んだ僕の友人は「あ…ありのまま、今起こった事を話すぜ！『おれはテニプリを読んでいたと思ったら、いつのまにか幕張を読んでいた』な…何を言ってるのか、わからねーと思うが、おれも、何をされたのかわからなかった…。頭がどうにかなりそうだった…。『奈良ずくし』だとか『奈良はホモだった』だとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…」　と、真剣な表情で震えながら言っていました。

この気持ち悪いカップルに桃城は「ま、まさかホ……」と当然の反応をしました。すかさず奈良小春たちは「ウチらは監督の命令でな、離れたらアカンのや。ペア組んでから、私生活でも試合以外は一瞬たりとも離れた事は無いでぇ」。

試合以外では一瞬たりとも離れていないって中坊のくせに同棲しているんでしょうか。もちろん、トイレもお風呂も寝るときも一緒…。

キモッ！

サーブを打たれれば「ウホッ凄いサーブねっ（ハート）」、ユウジは奈良小春に対して「浮気かーっ死なすぞ！！」と憤慨していました。

アフロのカツラに怒った桃城はダンクスマッシュをアフロに直撃させます。空に舞い散るアフロ、観客からは「ヅラを剥ぎ取ったぁーっ！！」。奈良小春は、不適に笑みを浮かべています。


ちょんまげ
「笑かしたモン勝ちや」

あんたの勝ちだよ…。テニプリとは、妄想大好きなお姉さんが各自でカップリングを作って楽しむものだと思っていましたが、作者公認のカップリングをされて、それが普通に気持ち悪いとなると、我々はどうやって反応すればいいのでしょうか。

冬コミでユウジ×小春の同人誌を出すという猛者がいたら教えて下さい。普通に買いに行きます。

奈良小春だけではありません。ユウジも謎のマスクと地味ながら魅せてくれます。


千手観音
こ、これじゃ千手ピンチだ！！

手が4本あります。しかし、これはテニプリ。菊丸が2人に分身したら、相手チームの監督が真ん中に打てとアドバイスするような、理解不能ですので、手が4本に増えるなんて遅すぎるぐらいです。

そう思ったら、後ろに奈良小春がピッタリとくっ付いて手を4本に見せているだけでした。さらに水泳のシンクロまで披露し、データテニスの乾が「奴等は相手を自分たちのペースに巻き込む、プロ中のプロだ！」と汗をかきながら恐れていました。

怒った海堂はトルネードスネイクで反撃。奈良小春はヅラをつけたまま真面目な表情で「堪忍してぇな。ジャイロ回転しとるやんか。」続けざまに

「この打球はバックスピンの上向きのマグナス力と進行方向に対して、45度の入射角での回転軸を持つ力と融合と言えるやろ…回転する事により、この打球は空気抵抗をほとんど受けないと言ってもええわ。その分他のストレートの打球よりも、0.02秒速く到達する、距離にして81.35064ｃｍ。これがトルネードスネイクの正体やでぇ」

これがトルネードスネイクの正体やでぇと言われても、何を言っているのかまったく分かりませんが、小春はＩＱ200の天才でした。

もう、何が何だか分かりません。何時もギャグ漫画だったのに、ついに許斐先生が、何か吹っ切れたような気がします。そしてタイトルが…。

<
お笑いの王子様
許斐剛先生…あなたが神か？