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「みなみけ」「そんな未来はウソである」桜場コハル先生強化月すぎる!
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2011年03月07日
えっと、「素晴らしき日々」はじめました。
って、冷やし中華始めましたみたいなノリで言いましたけど、2010年のNO1という高評価で気になってはいたのでようやくプレイ開始。主人公女の子なんだけど、これは百合的なあれですか。いや何か秘密がありそうなんですけど。だって明らかに男のようなノリだよ!取りあえず出だしをやった感じ、先生凄く電波です。
さて、月刊ヤングマガジンが別冊ヤングマガジンという誌名だった頃、一つの歴史が動いたと言われています。「今日の5の2(AA)」である。
2003年11月6日。桜場コハル先生のデビュー作品「今日の5の2」が小学生漫画の歴史を動かしたと言われているのです。どうのように動かしたのかと言えばパンツである。
小学生5年生女児のパンツ
ひたすらほぼ毎回炸裂する小学5年生女児のパンツに我々の心は鷲掴みとなったのです。歴史を変えたかどうかは知りませんが、ここに一つ駄目な漫画(褒め言葉)がしっかりと歴史の1ページに記述されたのでした。奇跡のパンツ率は、まさに納得の一品であると言えました。
そして桜場コハル先生の次回作「みなみけ」である。というわけで、「みなみけ」8巻が発売されました。
「ほぼ毎日女子会」とオビで謳われているよに、女子会エピソード満載。女子会といえば、女子だけでキャキャウフフする胸が熱くなるもの。女子会で外せないのは以下のようなもの。
1、パジャマパーティー
2、みんなでお風呂
3、恋話
4、王様ゲーム
1、2はバッチリです。
やっぱり女子会の最大重要事項はパジャマパーティーであり、みんなで一緒にお風呂ってのは外せないイベントってものです。
みんなでお風呂
うむ、素晴らしいな。
そして恋話は、悲しいかな「みなみけ」ではほとんどあり得ない存在感。タマ蹴り番長もっと頑張れと言いたい所ですが、仕方がありません。プレーンヨーグルトことシュウイチぐらい存在価値がありません。南家3姉妹の物語をたんたんと描くものなので過度な期待はしません。
で、3番の王様ゲーム。王様ゲームって、男がいてこそのニヤニヤスケベイベントかと思ってたらとんでもない。女子会でこそ真価を発揮するのです。というのも、今丁度「素晴らしき日々~不連続存在~」をプレイしているのですが、2010年NO1という高評価も納得なもの。女子会で王様ゲームをするわけですが、出る命令が「全裸」とか。むしろ男がいないからこそ出来る女子会王様ゲームの素晴らしさに目から鱗が落ちました。
んで、やっぱり「みなみけ」のNO1は南夏奈だなという当然の結論になるわけです。カナといえば、南家三姉妹の真ん中でツインテールの歴史を変えたと言われています(俺の中で)。ツインテールは金髪のツンデレ娘の特権だとばかりという固定概念を持っていました。カナは、そのふざけた固定概念をぶっ殺してくれたのです。アホな娘もツインテールがフィットする!
カナは、8巻もやっぱりアホな娘だった!
アホな娘
秘儀、アホな娘のポーズである。
両手を広げ天にかざすアホな娘のみに許されたのが、このアホな娘のポーズなのです。カナが創造し「ToHeart2」のルー子が完成させたと言わしめたアホな娘のポーズ。カナのおかげで「みなみけ」では、このポーズが炸裂すればアホな娘の称号を得られます。内田もマコちゃんも見事にアホな娘の仲間入りを果たしました。
特に小学生が頻繁に炸裂させるアホな娘のポーズ。今だに、このポーズを取らないのが吉野なのです。吉野といえば、アホな娘のポーズどころか鉄のように鉄壁なスカートも見逃せません。つまり、何が言いたいのかといえば吉野のパンツが見たい!
そもそも、「今日の5の2」に比べて著しく低下した「みなみけ」のパンツのエンカウント率。初期は明らかにパンツで釣ってましたし、私は全力で釣られました。ヤンマガで1話が掲載された時の次回予告は以下のようなものでした。
とりあえず新連載第2回。祝パンチラつき。
そして、回が進むにつれて減って行くパンツ率。
私は思う訳ですよ。ひょっとして、これはジラシ作戦なのかもしれない。宮本武蔵と佐々木小次郎によろしく、どうもジラシ作戦というものは効果抜群のようなのです。焦らして焦らして炸裂するパンチラの破壊力は、メタルスライムが出て来た時のように目が血走ってしまうのです。
有難味の極意である。
さあ、吉野のパンチラが見たい。でも、南家3姉妹でもかまいません。肝心の「みなみけ」8巻のパンツは…。
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ゼ、セロぉぉぉ!!
そんな「ストリートファイター」や「Fate」のようにゼロをかっこよいわけじゃありません。ノーパンツって事ですよ。ゼロって何だよ!パンツが見たい。
いやいや、ちょっと待って欲しい。実は「みなみけ」8巻と同時発売の別マガのリーサルウェポン(最終兵器)があるじゃないか。
そんな未来はウソである(1) (KCデラックス)
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桜場 コハル
講談社 (2011-03-04)
講談社 (2011-03-04)
「そんな未来はウソである」。
アマゾンの内容説明は以下のようなもの。
他人が嘘をつくと、それがウソだと判ってしまう女子高生、佐藤アカネ。他人と目が合うと、その人の未来が少しだけ見えてしまう大橋ミツキが、同じクラスに?ミツキに鏡を見せてしまったアカネは、ミツキが話したこともないクラスメイト、高山くんと結婚する運命にあることを知る。しかし、それを知ってしまったミツキは、意識すると未来が変わるという。アカネは罪悪感から、結婚するはずだった二人をくっつけようと奔走するが?
未来が見える少女と、嘘が分かる少女。超能力を使う少女がいても日常に溶け込んで、特に事件も起こらなければ世界も救いません。淡々と描かれるユルい日常。ちょっとラブコメ成分があって、非常にマーベラスというもの。相変わらずの桜庭コハルイズム炸裂の、独特の台詞回しと「間」の取り方と背景の白さ。
やっぱり、ネームの面白さ。例え絵がなくてもその台詞回しのみで私のツボを突くもです。
相変わらずの桜場コハルワールド
何よりも、ウソが見抜ける佐藤アカネの可愛さ。「みなみけ」のカナ同様に、醸し出すアホな娘のオーラはただ事ではありません。勘違いと空回りっぷりがマーベラスの一言。
彼女は中学時代にウソが見抜けるせいで友達と一悶着あったようで「めんどくさいんだよね…友達づきあいって」とか思っちゃうような娘でした。
友達というものに思うところがあるようだ
ウソを見抜けるせいで友達づきあいがめんどくさいとかいうような娘。未来が見える少女ミツキとは、「友達ってのはさあ…相手のこと知ってくうちに自然となるものじゃない?」とアドバイスしたりと、いつの間にか下の名前で呼び合う間柄に。そして、一緒にソフトクリーム食べたり、ファミレス行ったり、お弁当食べたり…いつの間にか友達となっていました。
「なんか未来が見える娘になつかれた」とか言ってちょっとウザがっていたくせにミツキだけでなく、他にも友達がいつの間にか自然と出来てサラッと「友達」とか言えるようになっているのが胸熱ってものです。
サラっと「友達」とか言っちゃう
最初は「友達なんか…」って感じだったのにサラッと「友達」とか言うようになっています。淡々と描かれる日常の中に確かに見れる成長が実に素晴らしいってもの。まあ、ミツキは「私は絶対に友達にウソをつかない」(2話)と言ってたのに、アカネに9話の屋上台本エピソードで「台本通りやった」とウソついちゃったりしましたけど。これはいい傾向のウソなので有り。
んで、肝心のパンツはといえば…。
「みなみけ」8巻で焦らしに焦らして見せなかったパンツですが、それも全て「そんな未来ウソである」の為の布石!
全てはこの布石
うえっほー!
焦らしに焦らして炸裂したパンツの神々しさよ。その有難味は、メタルスタイムどころではありません。はぐれメタル…否、メタルキング級です。
そんな未来はウソである(1) (KCデラックス)
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桜場 コハル
講談社 (2011-03-04)
講談社 (2011-03-04)