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「ひとつ屋根の下の」、堂々の完結
コメント(2)
2014年04月14日

「ひとつ屋根の下の」堂々の完結である。
全3巻で見事にまとまっており、読後感が最高だよね。頬をニヤニヤさせ悶絶して部屋をゴロゴロ転げまわるイチャラブっぷり。幸せに向けて突き進む爽快感。最高であったと断ずるに些かの躊躇もないわ!
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・「ひとつ屋根の下の」ボクのこと忘れないでください!
だけど私たちこのままで、本当に幸せになれるの?
幼き日の約束を果たすべく再会し、恋人関係となった梨々子と久太。2人の交際に反対する久太の祖父をはじめ、周囲に認めてもらえるよう奔走するが、ついには全寮生に2人の関係がバレて…!?ひとつ屋根の下で繰り広げられる、キリッとしてデレッとするラブコメ、完結の第3巻!!
幼き日の約束を果たすべく再会し、恋人関係となった梨々子と久太。2人の交際に反対する久太の祖父をはじめ、周囲に認めてもらえるよう奔走するが、ついには全寮生に2人の関係がバレて…!?ひとつ屋根の下で繰り広げられる、キリッとしてデレッとするラブコメ、完結の第3巻!!
3巻裏表紙より。
オビの「お姉ちゃん、あなたの赤ちゃん産みたいの!」の煽り文句が扇情的ですが、たしかにりり姉ちゃんの可愛さは半端ではありませんでした(性的な意味で)。

半端じゃないぜ!
悶絶。
幾多の困難を完結して久々にデートという名のイチャラブタイムのひと時である。デート中にラブホテルの前で大赤面してテンパり、カラオケで「はっぱくんの赤ちゃんは生みたいの!本当よ?」ときたものです。ここで重要な事は主に3つだ。
テンパって日本語を発せなく「@#*☆♪!!?」とよく分からない叫びをするりり姉ちゃんが可愛いということと、清い交際を決めセックスが怖いと言ってるくせに赤ちゃん生みたいとかアトミック級な事を言いだすりり姉ちゃんが可愛いこと、そして自分の好きな事していいと言われ不意打ちのキスをするりり姉ちゃんが可愛いってことである。ようするに、何が言いたいのかといえばりり姉ちゃんは可愛いという事である。
ていうかさ、りり姉ちゃんは自分が何かされるのは嫌がる癖に、どう見ても誘ってるとしか思えない言動を繰り返すからね。ただごとではない魔性の女ですよ!

なにこれ?
天然でこんなことするのは何事ですか!
「やってみたいのある」「顔が見えるし怖くないよ」じゃねーよ。こんな事されたら健全な男子はたまりませんよ。まったくけしからん!(笑顔)
やはりこの2人のイチャラブは至高なり。
とはいえ、最終3巻はまあ当然ですけど物語が収束に向かうわけです。数々の困難や障害を2人で立ち向かっていく様は、爽快感があり気持ちのいいものでした。だけど、シナリオは面白いんですけど、私が求める頬を緩めてニヤニヤして部屋中ゴロゴロ転げまわる悶絶的なものは減ってしまう。もちろん、上記に述べたようにご褒美展開はあるのですけど、イチャラブ展開は少ないかな。あくまでシナリオメインという感じ。
だ・け・ど!
そうなれば恋の決着も付けなくてはいけないのだ。当然アテ馬的役割をになっていた第二のヒロインときをちゃんにもFF風に言えば死の宣告しなくてはいけないのだ。デスを唱えなくては、ザキを唱えなきゃいけないのだ。それが可哀相な娘の運命なのだ。

ときをちゃん
ブヒィィィィィィ!!
やばい。ペロペロするしかないわコレ。
やはりね、恋に破れし女の子の涙は素晴らしいね。これ究極なり。
むしろ最終巻はときをちゃんによるときをちゃんのための物語だったと言っても過言ではありません。はっぱ君が幼少時代からの王子様だったという過去の回想といい、ラブラブアタックを一直線にしてきたのに、無残に「悪・即・斬」のごとし斬られるときをちゃんである。彼女の一挙一動、恋する乙女っぷりは最高すぎるぜ。この涙は俺がペロペロする。
しかもね、見事にフラれちゃったときをちゃんですけど、恋破れし乙女がそこから立ち直ってりり姉ちゃんとはっぱくんを応援するというね。恋破れし乙女が2人を励ますような後押しするような役割をしてみせるのですよ。

後押しはじめちゃうときをちゃん
「フラれる→涙→立ち直る?→応援」
この流れが芸術的ですらありますね。俺の中でときをちゃんが報われない可哀想なヒロインの殿堂入りをした瞬間でもあります。本当に良い娘だったよね。可愛い娘だったよね。だから、ラストのエピローグは絶許!
もうさ、余り者同士をくっ付ける止めてくれんかね。ドラクエ5がなぜ、「ビアンカ>(超えられない壁)>フローラ」だったのかと言えば、「幼なじみ」という単純なものではないのだよ。例え選ばれなくても何年経っても独身を貫いたビアンカにプレイヤーは涙したのだよ。フローラを選んで居た堪れない気持ちになったのだよ。だから俺はリセットしてビアンカしか選べなくなってしまったのだよ。
とはいえ、1話丸々使ったエピローグは最高でありました。
もうね、胸がポカポカと温かくなるしかないね。10年後の話は素晴らしかったね。こういうきっちりEDを描くのは私は大好きなのである。グッとくる感動的な感動的なエピソードを交えつつ、いつまでも変わらない2人のイチャラブっぷりは素晴らしいとしか言いようがありません。泣ける。

エピローグ
素晴らしい。実に素晴らしいです。
なんのかんの言っても、りり姉ちゃんは可愛い。キリッとした顔も可愛いし、赤面してテンパる顔も可愛いし、ヤキモチ焼いて怒る顔も可愛い。でも、一番可愛いのはどう考えても泣き顔なのである。成長して大人になっても、変わらぬ無き顔に僕の心の琴線は鷲掴みでありました。りり姉ちゃんほど泣き顔が可愛い娘を僕は見た事がないね。本当に絶妙な泣き顔を描くのである。
いやー見事な大団円だったね。
大変良かったです。読めば読む程グイグイと「ひとつ屋根の下の」ワールドに引き込まれてしまいましたね。だって、そこは困難や壁はあっても、みんな優しい世界だから。笑い良し!泣き良し!萌えよし!あとは、その、エッチというかあざとさもよし!素晴らしかったのです。読後の感想を言葉に述べるのはちょっと難しいかな。えっとね、絵にするとこんな感じかな。

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ひとつ屋根の下の(3) ひとつ屋根の下の(2) ひとつ屋根の下の(1) 著書:藤こよみ Kindle版:ひとつ屋根の下の(1)46%off Kindle版:ひとつ屋根の下の(2)46%off |
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Kindle版:このこここのこ(1)53%off Kindle版:このこここのこ(2)53%off Kindle版:このこここのこ(3)53%off 著書:藤こよみ 個人的に前々作の「このこここのこ」はめがっさお勧め。未読なら是非。今ならKindkeで280円と超お得なので。 |