アニメ「じょしらく」3話
アニメ「じょしらく」は冒頭で落語作品らしく落語をやっているます。
お馴染みのシーンですが「ん？」と思う。なんかいつもの落語シーンと違くないか、と。というのも、くくる「お後がよろしいようで」と言わなかった。

1話目ではＡパートでテトラ、Ｃパートキでグちゃん。2話目ではＡパートでマリーさん、Ｃパートでガンちゃん。と、順番に冒頭で落語シーンがあり、最後に「お後がよろしいようで」と深々とお辞儀をして締めていました。ちなみに「お後がよろしいようで」というのは、「次に高座に上がる噺家（落語家）の準備が整ったようです」という意味だとか。つまり、くくるの次の高座に上がる噺家はいない、トリである、と。

だからこそ、くくるは「お後がよろしいようで」と言わずに無言でお辞儀したのかな、と。3話目ではBパートもCパートも冒頭で落語シーンがありませんでした。メイン5人全員の落語シーンを回した事で終わりのようです。もう冒頭の落語シーンはこれで終了かな。おそらく、たぶん…。

Aパートは原作七日目「無情風呂」をアニメ化。
マリーさんが男とか女以前に子供だった伝説のエピソードである。原作では別マガ2月号に掲載されたバレンタインネタを、夏のこの時期にやるのである。それも極めて合理的に！


バレンタイン特集雑誌を読んで
くくる
「ねぇ…みんなバレンタインのチョコ誰にあげる？」
「もうすぐだよね、後だいたい…6ヵ月？」

日向君並みの強引なドリブルでバレンタインネタに入ったー！
誰に上げるかと言えば当然全会一致で「海老蔵」なのですが、アニメでは「海老パオーン（象の鳴き声）」となっていました。そしてマリーさんに掛けられた男子疑惑。女を証明する為の潔い脱ぎっぷりよ。やっぱりマリーさんは脱いでこそだよね！


いさぎよい脱ぎっぷり
マリーさんが乳をさらけ出した！

潔い脱ぎっぷりは男っぽい、女の子はそんなイキナリ脱いだりしないと、さらなる男子疑惑が浮上してしまう。この事から、マリーさんの乳は男か女か判断できない無乳である事が考えられる。 ドラクエ風にいえばこんなところだ。「マリーさんは乳を晒した！」→「しかし何も起きなかった」である。


乳を出しても女と認められず
マリーさんマジ泣きである。
くそ、可愛いじゃないか！
乳を晒したのに女と認められず、つまり無乳のレッテルを張られたんですよ。そりゃ泣きたくもなりますよね。そして色々と女と証明しようとも、証明できません。そこでガンちゃんは一つの提案をする。

「一緒にオフロに入ろう。そうすれば証明できるだろ」

お風呂である。
そうだ、銭湯へ行こう！

ちなみに、この銭湯でのマリーさんの性別確認は別マガ掲載時にはまるっと省略され、単行本では1カットのみのサービスシーンでありました。それがアニメでは、みんなみんなお風呂に行くんだ、全裸なんだ～♪


みんなでお風呂である
4人の視線がある一点に注がれる。
マリーさんのアソコである。原作ではガンちゃんだけが目撃したマリーさんの性別を判断する場所を4人で見つめる。やっぱりマリーさんは男とか女とか以前に子供でした！マリーさんは無乳で生えてないのである。

そしてBパート。
アニメ「じょしらく」はBパートはアニメオリジナルエピソードをやる。しかも、原作にはない外出イベントです。つまり、私服姿のじょしらくメンバーが見られるのである。


私服である
可愛いのぉ～。

マリーさんなんて、1話こそヘボPジャージでしたけど、2話目、3話目に見せた私服姿はめがっさ可愛いじゃないですか！それなのに私服のセンスが悪いと言われるっていうね。発育が悪いはその通りですが、私服のセンスは悪くないんじゃないかな、かな。むしろくくるの私服はどうなんだ…という気がしないでもない。

そして下町のよもや話を交えつつ、みんなで飲み屋。


飲む
マリーさんはゴクゴク可愛いな！
うん、マリーさんのビールを飲む姿はジャージ姿同様に似合いすぎである。そういえば、キグちゃんだけオレンジジュース（？）で、他の4人は全員ビールだったのはキグちゃん以外はみんな成人ということでしょうね。

じょしらくの5人の年齢は全員詳細は不明です。
ですが、キグちゃんは未成年である事は原作漫画で描かれていました。


キグちゃんは未成年
他のメンバーの年齢は不明ですがみんな成人でした。
何がいいたいかっていうと、マリーさんは成人女性なのに、無乳でパイパインなのである。ついでに蒙古斑もある。マリーさん可愛いよ、マリーさん。ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ（＾ω＾）

Cパートは江戸ザイルの十二日目「真田小ZOO」。
テトラの危機回避能力がいかに凄いかというものである。ガンちゃんがテトラだけ一人だけ難を逃れると説明する。漫画では小学生時代のみでしたが、アニメでは中学、高校時代のテトラとガンちゃんのエピソードが描かれた。


中学＆高校時代
中学は絶望先生のセーラー服で、高校はあの夏で待ってるの制服だろうか。しかし、ガンちゃんとテトラは小学校、中学校、高校とずーっと一緒だったのか。Cパートは、江戸ザイルの演出も良かったと思います。

また、「さよなら絶望先生」の担当でお馴染みの三浦氏が三浦プロヂューサーとして登場。世に送り出したヒット曲は「OH、女神様」「LOVEやん」「進め!進撃の巨人」だとか。元ネタは「ああっ女神さまっ」「ラブやん」「進撃の巨人」だと思いますが三浦氏はこの3つの担当ではないような。

しかし、「じょしらく」のメンバーはみんな可愛いな。


みんな可愛い
ペロペロしたいと心から思います。
原作愛に満ちており、尚且つアニメオリジナル展開を随所に見せてそれが僕の心の琴線に触れまくる。いいアニメです。

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じょしらく36日目「芝居プロ」
この前マガジンに出張掲載された時には「原作/久米田康治」から「原案/久米田康治」となっていましたが、今月号の別冊少年マガジンの「じょしらく」では、「原案＋/久米田康治」となっていました。「＋」ってなんだよ！と思うも、週マガは11日発売で、週マガは9日発売なので、実は「原作者＋」から「＋」がなくなったという可能性も微粒子レベルで存在する…？

そして「じょしらく」三十六日目"芝居プロ"は水着回である。
夏だ！プールだ！水着だ！という事で、今月の「じょしらく」は水を得た魚のようにノリに乗っていますね。

なんと言ってもキグちゃんの水着姿ですね。


キグちゃん
ひょっとして水着姿のキグちゃんは下を穿いてないのではないかというぐらい絶妙の隠し方ですね。扉絵（？）では手と水で、3段ブチ抜きでは浮き輪で見事に下の水着を隠している。上だけ付けているんじゃないか、下は何も付けていないのではないか…？そう考えさせてくれるキグちゃんの水着である。

色々とモヤモヤしてひょっとしてキグちゃんは下何も付けてないのと考えてしまいますね。でも実はキグちゃんの事だから穿き忘れている可能性だってあるはず。ずーっとキグちゃんは下の水着を付けているのか付けていないのか判断出来ない仕様となっております。つまり、水着の下を穿いてないキグちゃんと、水着の下を穿いてるキグちゃんが同時に存在する平行世界が続くんですよ。

シュレティンガーのキグちゃんの水着ですよ！


シュレティンガーのキグちゃんの水着
あ、穿いてた。
9ページ1コマ目で下を穿いている事を確認。
ホッと安心したような、ちょっとガッカリのような。

でも、冷静に考えてみると、キグちゃんはそんないやらしい娘じゃないですよね。いやらしい娘はマリーさんです！


マリーさん
今月の「じょしらく」は珍しく下ネタ回でした。
市民プールより1ランク上の市民プール、プロ市民プール、プロ市民が監視してるプール（原発の使用済核燃料貯蔵プール）という流れで、マリーさんはプロ市民が監視する物騒なプールを想像。棒が浸かってる（燃料棒）と聞いてマリーさんの妄想は止まりません。

棒が浸かってるプール、その棒から出るものがプールを汚染する、棒が柔らかくなったら大変…と聞いてマリーさんはとってもハレンチな妄想をしたのである。ハレンチな妄想するなよ！


棒から出るものがプールを汚染させる
アホである。マリーさんはハレンチな娘である。
でも、そんなマリーさんが僕は大好きです。

そしてプール話から、池やプールには金持ちが悪巧みする、キバヤシさんの自宅にはプールがある、人類を滅亡させる気か…と、怒涛のネタの流れでした。今月号は密度高いですね。また巻末コメントでは「担当さんが決まりました。（久米田）」と、無担当時代が終わったようです。