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「宇宙兄弟」夢は終わらない
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2012年04月08日
将来の夢はなんですか?
宇宙飛行士、野球選手、サッカー選手…子供の頃には夢いっぱいの将来像を思い描くものですよね。今の高校生達の将来の夢というと…。
1位、公務員
2位、大企業の正社員
3位、介護士・保育士・看護師
夢も希望もねーな。いや立派な将来設計ですけど。
現実的すぎて泣きそうになりますね。もっとでっかく夢を持とうぜ!だからこそ「宇宙兄弟」を読むべきで、日朝に「宇宙兄弟」のアニメが放送されて子供が見る事は素晴らしい事だと思うんですよ。
「宇宙兄弟」17巻が発売されました。
個人的に「宇宙兄弟」の魅力っていうと、感動するとか浪漫があるとか心に響くとかそういう胸が熱くなってしまうシーンが思い浮かびますよね。まったくその通りだし、大人になるにつれて失った少年時代の夢が詰まっていると思うんですよ。諦めないで夢を追い続ければ叶うっていうのを清々しいぐらいに歩んでいくのがムッタ。
では夢破れた者はどうするのかっていう。
今まで「宇宙兄弟」は夢破れし者を何人も描いてきました。個人的に最も印象に残っている者といえば、古谷やすしと福田直人の2人でしょうか。
福田さんとやすし
福田さんは年齢という壁、やすしには身長という壁があった。
それでも夢を諦めずに勇往邁進する2人に胸が熱くなったものです。結局2人とも夢半ばで脱落してしまいました。「宇宙兄弟」の凄いところは、いわゆる競争に負けた者にもスポットを当てた事だと思うんですよね。JAXAの宇宙飛行士選抜3次試験で夢破れた2人。
福田さんは民間の宇宙のロボット開発に就職、やすしもここで落ちてもまた宇宙飛行士を目指す事を誓うんですよね。挫折してももう一度立ち上がり夢を追うのには胸が熱くなりまくるというもの。
で、17巻ではNEEMO訓練が終了。
月を目指せる者が正式に決定です。初期から登場し、宇宙へ行きたい理由を掘り下げられたケンジと新田の夢がここで潰えてしまいました。さすがに初期から登場してるキャラだから共に宇宙に行けると思ってたけど、甘くなかった。バッサリと切られた。ムッタと比べれば、どう見ても優秀だったけど夢破れた。
夢破れしケンジが胸熱すぎる…。
「僕はなんとなく悟ってしまった」
「ああ…そうか」
「僕は、月へ行けないんだな…」
「正直なところ、じゃあここまでずっとやってきた月の訓練は何だったんだ」
「―という気持ちもある」
「分かっている、当たり前といえば当たり前」
「いつだって積み上げていく過程は途方もなく、崩れ去るのは一瞬だ」
今まで努力を重ねて積み上げてきたケンジ。ここで無情にも月へは行けないと宣告され、じゃあここまでやってきた訓練や過程は何だったんだと思う。当然である。努力した者が誰もが報われるわけはない。しかもケンジはどう見ても優秀だった。それでもここで脱落である。重要なのは「その後、どうするか…」ということ。
ケンジ
「宇宙飛行士をやめない限り、"宇宙"へはきっと行ける」
凄くグッとくる。
特にその後の娘とのやり取りは心に響きまくる。
娘が積み木を積み重ねたものの、途中で崩してしまう。「もう~せっかくここまでつんだのに~」とジタバタうる娘に言い放った台詞が名言すぎるってもの。
名言すぎる
「また積めばいいよ」
「次はもっと上手く積めるようになってるよ」
なんだこの心が震える名言は。
夢破れても、諦めない!もう一度頑張るですよ。もはやおっさんになってしまった僕の心の琴線に触れまくるケンジの台詞。月へ行くメンバーには選ばれなかったけど、また積み直せばいい、今度はもっと上手に出来るはずかだから、もう一度積み直せばいい。
「宇宙兄弟」は震える名言が多いんですけど、今回のケンジの台詞はとびきりですね。日常生活に置いてもそうなんですよね。今まで頑張って失敗しても、また一から頑張ればいいんですよ。「宇宙兄弟」はもはや人生の教科書レベルで大事な事を教えてくれます。
個人的に17巻のキモは南波兄弟のやり取り。
今まで「兄とは常に弟の先をいってなければならない」と子供の頃から思ってたムッタ。でも現実は、常に先を行くのは弟ヒビト。
「俺は…そんな兄貴に…!」
13話ではヒビトに「宇宙行くの夢なんだろ。諦めんなよ」と励まされました。子供の頃からの夢だから諦めるな、と。本当は自分が言うはずだった台詞。兄として弟より先に進み、ヒビトに言いたかった台詞。そんな兄貴になりたかった。でも現実は逆に弟に励まされるという。
そんな兄弟が17巻では初のお兄ちゃんらしさを発揮。
PD(パニックデイスオーダー)に悩むヒビトに対して「PD(プリティドッグ)な」とか「この先俺は…俺のことが心配だ…」とか奢るって言ったのに金借りたりと、とてもかっこいいお兄ちゃんではなかったけど、ムッタを勇気付け励ましたのである。
ヒビトに諦めんなと励ますような
「子どもん頃からの"憧れ"だったじゃねーか」
「宇宙服は俺らの味方だ」
別にヒビトよりも先に行ってないけど、きちんと励まし勇気付けた。そんな兄貴になれたじゃん!全然かっこいいものじゃないけど、これがムッタや!猛烈に感動した!
宇宙飛行士、野球選手、サッカー選手…子供の頃には夢いっぱいの将来像を思い描くものですよね。今の高校生達の将来の夢というと…。
1位、公務員
2位、大企業の正社員
3位、介護士・保育士・看護師
夢も希望もねーな。いや立派な将来設計ですけど。
現実的すぎて泣きそうになりますね。もっとでっかく夢を持とうぜ!だからこそ「宇宙兄弟」を読むべきで、日朝に「宇宙兄弟」のアニメが放送されて子供が見る事は素晴らしい事だと思うんですよ。
「宇宙兄弟」17巻が発売されました。
個人的に「宇宙兄弟」の魅力っていうと、感動するとか浪漫があるとか心に響くとかそういう胸が熱くなってしまうシーンが思い浮かびますよね。まったくその通りだし、大人になるにつれて失った少年時代の夢が詰まっていると思うんですよ。諦めないで夢を追い続ければ叶うっていうのを清々しいぐらいに歩んでいくのがムッタ。
では夢破れた者はどうするのかっていう。
今まで「宇宙兄弟」は夢破れし者を何人も描いてきました。個人的に最も印象に残っている者といえば、古谷やすしと福田直人の2人でしょうか。
福田さんとやすし
福田さんは年齢という壁、やすしには身長という壁があった。
それでも夢を諦めずに勇往邁進する2人に胸が熱くなったものです。結局2人とも夢半ばで脱落してしまいました。「宇宙兄弟」の凄いところは、いわゆる競争に負けた者にもスポットを当てた事だと思うんですよね。JAXAの宇宙飛行士選抜3次試験で夢破れた2人。
福田さんは民間の宇宙のロボット開発に就職、やすしもここで落ちてもまた宇宙飛行士を目指す事を誓うんですよね。挫折してももう一度立ち上がり夢を追うのには胸が熱くなりまくるというもの。
で、17巻ではNEEMO訓練が終了。
月を目指せる者が正式に決定です。初期から登場し、宇宙へ行きたい理由を掘り下げられたケンジと新田の夢がここで潰えてしまいました。さすがに初期から登場してるキャラだから共に宇宙に行けると思ってたけど、甘くなかった。バッサリと切られた。ムッタと比べれば、どう見ても優秀だったけど夢破れた。
夢破れしケンジが胸熱すぎる…。
「僕はなんとなく悟ってしまった」
「ああ…そうか」
「僕は、月へ行けないんだな…」
「正直なところ、じゃあここまでずっとやってきた月の訓練は何だったんだ」
「―という気持ちもある」
「分かっている、当たり前といえば当たり前」
「いつだって積み上げていく過程は途方もなく、崩れ去るのは一瞬だ」
今まで努力を重ねて積み上げてきたケンジ。ここで無情にも月へは行けないと宣告され、じゃあここまでやってきた訓練や過程は何だったんだと思う。当然である。努力した者が誰もが報われるわけはない。しかもケンジはどう見ても優秀だった。それでもここで脱落である。重要なのは「その後、どうするか…」ということ。
ケンジ
「宇宙飛行士をやめない限り、"宇宙"へはきっと行ける」
凄くグッとくる。
特にその後の娘とのやり取りは心に響きまくる。
娘が積み木を積み重ねたものの、途中で崩してしまう。「もう~せっかくここまでつんだのに~」とジタバタうる娘に言い放った台詞が名言すぎるってもの。
名言すぎる
「また積めばいいよ」
「次はもっと上手く積めるようになってるよ」
なんだこの心が震える名言は。
夢破れても、諦めない!もう一度頑張るですよ。もはやおっさんになってしまった僕の心の琴線に触れまくるケンジの台詞。月へ行くメンバーには選ばれなかったけど、また積み直せばいい、今度はもっと上手に出来るはずかだから、もう一度積み直せばいい。
「宇宙兄弟」は震える名言が多いんですけど、今回のケンジの台詞はとびきりですね。日常生活に置いてもそうなんですよね。今まで頑張って失敗しても、また一から頑張ればいいんですよ。「宇宙兄弟」はもはや人生の教科書レベルで大事な事を教えてくれます。
個人的に17巻のキモは南波兄弟のやり取り。
今まで「兄とは常に弟の先をいってなければならない」と子供の頃から思ってたムッタ。でも現実は、常に先を行くのは弟ヒビト。
「俺は…そんな兄貴に…!」
13話ではヒビトに「宇宙行くの夢なんだろ。諦めんなよ」と励まされました。子供の頃からの夢だから諦めるな、と。本当は自分が言うはずだった台詞。兄として弟より先に進み、ヒビトに言いたかった台詞。そんな兄貴になりたかった。でも現実は逆に弟に励まされるという。
そんな兄弟が17巻では初のお兄ちゃんらしさを発揮。
PD(パニックデイスオーダー)に悩むヒビトに対して「PD(プリティドッグ)な」とか「この先俺は…俺のことが心配だ…」とか奢るって言ったのに金借りたりと、とてもかっこいいお兄ちゃんではなかったけど、ムッタを勇気付け励ましたのである。
ヒビトに諦めんなと励ますような
「子どもん頃からの"憧れ"だったじゃねーか」
「宇宙服は俺らの味方だ」
別にヒビトよりも先に行ってないけど、きちんと励まし勇気付けた。そんな兄貴になれたじゃん!全然かっこいいものじゃないけど、これがムッタや!猛烈に感動した!