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「恋愛暴君」緋山さんの純愛ロード
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2013年04月15日
「恋愛暴君」2巻が発売されました。
相変わらずのテンポとノリです。ギャグが冴えている。2巻に収録されているエピソードは委員長とポエム先生のあれこれ、妹・あくあのお兄ちゃん大好きっぷり。何よりも緋山さんに尽きる。一途に恋する少女は美しいとはよく言ったものである。故に「恋愛暴君」の緋山さんの愛も美しいのだ。帯にある通りですよ。ヤンデレ?いいえ、純愛です。
<関連>
・「恋愛暴君」ドキン…!!キスから始まる強制ラブコメ
緋山さんの魅力を語るのは論より証拠であろう。
WEB連載なので、とりあえず第1話を読んでみて欲しい。ハートを鷲掴みにされること請け合いでしょう。
「恋愛暴君」はヒロインのキャラ立ちっぷりが凄い。一癖も二癖もある美少女の個性は半端じゃありません。しかし個人的に緋山さん一強に思えてしまう。愛の天使グリ、妹系の柚ちゃんは(見た目だけは)可愛いし良いキャラです。でも、最終的に残る感想は「緋山さんヤバイな」一色である。緋山茜というキャラのインパクトが強烈すぎる。
緋山茜さん
「その子とキス…しちゃったの?うん、じゃあ死刑☆」
「さっきみたいに生き返らないようにズタズタにしてやるわ」
「未来の妻として青司くんに見合うように頑張るから!」
「そんな所に隠れてたんだぁ。見――つけた☆」
「青司くんを傷つけていいのは私だけなの」
濃すぎる!濃すぎるんですよ!緋山さんは!
もうこれに尽きますね。
そりゃ未来人も絶望混じりに叫ぶというものです。「恋愛暴君」は話のテンポと勢いとギャグが良いんだけど、何より特筆すべきは緋山さんの強烈な個性ですよ。ハーレム作品はヒロインの魅力がそのまま作品の評価にダイレクトに直結する場合があるんですけど、緋山さんは文句無し。鳳凰幻魔拳のように脳の中枢がやれら、どっぷりハマって抜け出せなくなる。もう緋山さん無しじゃ生きられません。
なんとも魅力的で不思議なヒロインであります。あえて緋山さんの属性をカテゴライズすれば「ヤンデレ」なんだけど正統派ヒロインというのも外せません。その一途な恋する乙女っぷり、お弁当を作ってきちゃうような「尽くしちゃう系ヒロイン」です。
付くしちゃう系
ドキドキドキ。
鼓動のビートが止まらないぜ。こいつはちょっと反則級の可愛さですぜ。…ときめかざるを得ない。僕はこういう「尽くしちゃう系ヒロイン」に本当に弱いんです。しかし緋山さんから放たれる美少女オーラが凄い。これが覇王色の覇気か?登場すれば背景がキラキラしたり花が舞ってたりね。
そも「ヤンデレ」の魅力って何なのだろう。
自分はあんまりヤンデレ属性ないんで分からないけどギャップ?個人的には「狂おしいほど愛されている」ではないかと思うわけです。だって緋山さんの愛は重いからね!こんなに愛されていると男冥利に尽きるんじゃないでしょうか。
でたぁー!茜さんの殺し技の…グルカナイフだー!
ドキドキドキ。
鼓動のビートが止まらないぜ。こいつはちょっと反則級の(ry
おっと、緋山さんの魅力はそれだけじゃないぜ!
何よりもキモは「攻略」である。どういう事かって?そりゃ文字通りも意味ですよ。緋山さんって、最初から好感度MAXに見えて実は主人公に心を開いてない様が伺えるんですよね。
心を開いてない
「ごめんなさい、家のころはあんまり話したくないの」
どうなのこれ?
実際に実の妹と苗字が違ってたりと何か訳ありな様子があるんだけど。最初から好感度MAXのように見えて、心のスキマのようなものがありそう。今後は攻略して心開く余地があります。
また、2巻では他のヒロインに比べて緋山さんの出番が少ないんですけど、少ない出番の中で太陽拳のように光り輝くものがある。それがズバリ「ヤキモチ」です。二次元の世界ではこんな格言がある。「ヤキモチを妬くのはメインヒロインの特権」という。ヤキモチというものは、他のヒロインに取られないようにする、世界で一番可愛らしい求愛パフォーマンスなのだ。メインヒロインの究極奥義ですよ。
まあ、緋山さんは年がら年中ヤキモチ妬いてブスッと刺すんですけど、今回のヤキモチは今までとは一味も二味も違います。この緋山さんのヤキモチを目撃してしまえばハートを奪われるのも仕方ない。仕方ないよー!
ヤキモチ
可愛い。
まあ若干怖いんだけど、通常の緋山さんなら有無を言わずグルカナイフで殺しに来るからね。それが今回のヤキモチはどうですか。ニッコリ微笑んで嫉妬しちゃうという可愛らしいヤキモチっぷりですよ。新鮮ですね。可愛かった。凄く可愛かった。もの凄く可愛かった。
可愛らしいヤキモチ!そういうのもあるのか!
井之頭五郎が驚くのも無理ありません。普段が普段ですしね。ひとたび、緋山さんが女の子の可愛らしいヤキモチを発動させれば、その破壊力は宝具級なのであります。グルカナイフで「浮気・即・斬」とぶち殺すヤキモチと、女の子の可愛らしいヤキモチがあるのです。緋山さんのヤキモチはハイブリッドなのです(上手い事言ったつもり)。