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    「惡の華」それはとっても可愛いなって

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    【Amazon】さよなら絶望先生(30) (週刊少年マガジンKC)
    アマゾンで「さよなら絶望先生」30集、すなわち最終巻の予約受付が開始されました。なんでもあの最終回ラストのカラーページは初版はそのままカラーで収録とか。蛇足とかあるんだろうか。楽しみすぎる。
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    さて、「惡の華」6巻が発売されました
    惡の華(6) (講談社コミックス)
    押見 修造
    講談社 (2012-06-08)
    …春日くん最後の命令、明日捨てようか…これからの人生全部

    もう直視できないよ!
    秘密基地を燃やされ、基地の跡地には計画書が残っており、警察がそれを携え訪れる。どんどん追い詰められ、ついに外出禁止を言い渡された春日。向こう側なんてない、ただ破滅に向かっていく。ゾクゾクして痛すぎる。

    7巻のキモは仲村さんが泣いた事でしょう。
    ジリジリと追い詰められた2人が

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    仲村さん

    「ずっと叫び声をあげてた。私の下の方の変態が私には分からないコトバで叫び声をあげてた。春日くん、春日くんに跳ね返って、私その叫び声の言ってることがわかった。聞こえた。『出たい』『出せ』『出して』『出口はどこ?』『向こう側はどこ?』、でもわかった。向こう側なんて無い。こっち側も無い。何も無い。クソムシも変態も無い。もう…何も無い。」

    どこへ行っても、私は消えてくれないから

    ただただ呆然と仲村さんの弁を聞くのみ。
    あの仲村さんが泣いた。僕の中での仲村さんは、ある種の「怪物」でした。底が見えないっていうの。何を考えているか分からないなにか。それが、初めて本音とか弱さを見せた

    それは、大人とか社会への反発、抵抗。
    そして「ここではない、どこか」を探す若者なら誰もが持ってる己の中の「盗んだバイクで走り出す」的なアレ。で、行き場が無くなる。それはまさに、年相応の女子中学生であるともいえると思う。春日と同じように、仲村さんも世の中に葛藤し苦しんできたのか。

    それがとっても可愛いなって。

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    仲村さん

    最後に仲村さんが出した命令あバットで自分の脳みそをぶっとばしてグチョグチョのどろどろべちょべちょに跡形も無くしろいうもの。殺してくれ、と。消してくれ、と。

    初めて仲村さんを可愛いと思いました
    愛しいなって思いました、ええ。だから春日が泣きながら抱きしめたのはある種の共感が持てる。

    それがとってもピュアだなって
    そして、手を繋ぎ肩を寄せ合う2人の姿にグッとくるよね。

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    手を繋いで肩を寄せ合う

    なんだろう切ないし胸が苦しいけど、ちょっとニヤニヤしそうになる。だって完全に紆余曲折あった恋人同士がようやく結ばれたように見えるんだもん。一大ラブコメの最後にくっ付いた時ぐらいに感動した。ドロドロで汚い感情や行動の先に見たとっても純粋で綺麗なもの。

    今まで完全に春日が仲村さんに依存してたという印象だったんだけど、仲村さんも春日に依存しているというか寄りかかってるのがグッときますね。ずーっと1人だった仲村さんが2人になれたっていうの。孤独から救われた感じはしますね。

    なによりも…
    最後に見せた2人の笑顔がかつてないほど輝いていた

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    最高の笑顔

    なんすかこの青春を謳歌してる笑顔は。犯罪も謳歌してるけど
    とっても青春していた。「惡の華」は、溢れ出る変態性とか己の中に渦巻く尾崎豊スピリッツとかそういうのも凄く好きなんですけど、これは世界で一番ピュアな恋物語でもあるね。

    この2人は純愛だなって思いました。
    佐伯さんは報われな娘を通り過ぎて不憫だなって思いました
    不憫な子属性持ち大好きの僕も、さすがに佐伯さんはただ可哀相と思うだけです。もう直視できないよ!
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    「惡の華」佐伯さんマジで報われない娘すぎる件

    惡の華(6) (講談社コミックス)
    押見 修造
    講談社 (2012-06-08)

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  • 「惡の華」佐伯さんマジで報われない娘すぎる件

    コメント(2)

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    「春日くん、私としよう」

    なんでこうなった…
    佐伯さん完全にぶっ壊れちゃったよ。ヤンデレのような黒さ…。

    惡の華(5) (講談社コミックス)
    押見 修造
    講談社 (2012-01-06)

    …言葉に出来ない。
    とにかく凄い漫画だ。読んでて鳥肌が立ち感情が爆発する。心がえぐられてアババババとなってしまいますよ。青臭いけどかっこよい清々しい青春とか思春期とかは真逆を突き進む「惡の華」。ドロドロと黒い気持ち悪くなるぐらいの狂気とか思春期です。でも強烈に引き込まれてしまいます。本当に凄い漫画です。

    5巻は表紙通りどす黒い佐伯さんですよ。
    読んでてキツすぎる、でも読むのがやめられない、暗黒に堕ちていく佐伯さんがヤバイ。天使が堕天使になったとでもいうのか、正統派黒髪ロング娘が完全にイカれてしまった。ぶっ壊れてるよ!

    「惡の華」は思春期特有の厨ニ臭さが僕は好きだったわけですよ。
    なんかモヤモヤする比較的(?)普通の少年春日高男が佐伯さんの体操服盗んでしまい、仲村に絡まれるようになって自分の中の新しい扉を開いていく、思春期特有の内面を爆発させる変態達の讃歌である…そんな風に思ってた時期が俺にもありました。

    そんなレベルじゃないでね。
    もう完全にメーター振り切っちゃいました。頭がおかしい2人の何か、そんな中でも佐伯さんはまともな正統派キャラのはずが、本当は一番頭おかしいのは佐伯さんだったという。春日を押し倒して逆レイプかます佐伯さんマジ頭おかしい。

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    イカれてる

    凄い展開すぎる。

    暴走した佐伯さんのはじけっぷりが止まらない!この漫画において「頭がおかしい」というのは最大の褒め言葉であり、佐伯さんの頭のおかしさイカれ具合は抜きんでています。そして、佐伯さんが僕の心の琴線を鷲掴みにしやがるってもの。全体から漂う壊れた感じ、儚げな感じ、虚ろな感じ、なによも報われない可哀相な娘のオーラが半端ない。

    佐伯さん無双の5巻。
    そもそも正統派ヒロインの彼女がなんでここまでぶっ壊れてしまったのか。そんな彼女が春日に拘る理由が述べられたわけですけど、その理由がまた正統派ヒロインのようで純粋なものでした。

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    理由

    初めて本当の私を見てくれた人なんだ

    なんで佐伯さんみたいな清楚で性格良しで優等生な正統派ヒロインのような娘がクソムシに拘るのか謎でした。以前に「石ころだった私を宝石にしてくれた」とか抽象的な事を言ってましたけど、好きになった理由は「本当の私を見てくれた」からだとか。なるほど、本当の自分を見てくれたというのは好きになるというのは理解できます。

    なんでも、最初のデートで本の話をしてくれ、目をキラキラさせて聞いたこともない誰も知らない本の話をし、何を言っているのかよく分からなかったけど楽しそうに一生懸命話すのを見て、「僕は他の人たちとは違う」「人と違うものでも好きなものは好きなんだ」と言ってるように思い、羨ましいと感じたそうな。

    というのも、佐伯さんはワクからはみ出さず、色んな習い事をし、いつも優等生で大人が「好きでいて欲しいもの」をしてきて、それはずっと無理してきたんだと気付いたから。だから春日は本当の自分を見てくれた、という。理解できるようでいまいちピンとくる理論。それ本当の佐伯さんを見てたのか、と。

    いい娘でいる優等生を無理してたと述べる佐伯さん。「ずっと無理してきたんだなあって…私、本当は…本当は…」、と言葉につまるも、本当はワクからはみ出したかったと言いたげでした。それに気付かせてくれたのは春日でしょうけど、ぶっちゃけ春日は本当の佐伯さんなんて見てなかっただろっていう。

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    ミューズ、ファム・ファタールの佐伯さん

    1年の時から佐伯さんを好きだったという春日。
    誌神(ミューズ)、オレの運命の女(ファム・ファタール)である、天使であると述べていました。そう、春日はワクからはみ出さない、優等生の良い子で無理をしている佐伯さんが好きだったんです。だからこそ告白したのも「純粋にプラトニックなお付き合いをして下さい!」というもので、本当の佐伯さんなんて見ていませんでした。

    無理をしていたという、優等生の良い子の佐伯さんは本当の佐伯さんじゃないけど、春日が好きだったあがめていたのは無理をする佐伯さんのほう。山の中でも、「ずっと天使のままでいてほしかった…」「生身の佐伯さんに向き合いたくなかった」と述べるなど、佐伯さんは憧れであり、あがめたりするものであり、天使である、女神であると述べていました。

    春日の求めていたのは、ワクじゃらはみ出さない、大人たちが「好きでいて欲しいもの」で、色んな習い事をする優等生の無理をしているという、虚像のような佐伯さん。あくまでも天使で女神を求めていました。4巻で佐伯さんに押し倒された時も「こんなの佐伯さんじゃ無い」と、実際の佐伯さんを拒絶していました。

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    佐伯さん

    「春日くん言ったよね、あのとき…山の上で、生身の私なんて見たくなかったって…。見てよ…触ってよ、私は人間なの!

    春日が求めていた佐伯さんは、 ワクの中にいていて、習い事をして優等生で、大人たちから「好きでいて欲しいもの」でした。そんな佐伯さんこそ女神で天使であると例えていました。当のそんな優等生をする、春日が天使とか女神と例えたことを無理をしていた、本当はそんな娘でなくワクからはみ出すのを羨ましい、気付かせてくれた本当の自分を見てくれた(実際は見てない)春日が好きになった、と。

    めちゃんこ報われない娘属性じゃないですか!
    だって本当の佐伯さんはいい娘の優等生をするのを無理してた、それに気づかせてくれたからこそ春日が好きになったのに、当の春日は虚像の無理をしてた佐伯さんが好きで天使で女神である、と。人間なのって、春日が好きなのは無理をしてる虚像のような佐伯さんで、人間の等身大の佐伯さんなんて求められてれいないのに…、ままならない、佐伯さんマジ報われない娘すぎる

    しかし、4巻では低空飛行でピークは3巻だったと思わせておいて5巻でのこの展開、着地点も見えないし、今後どうなるのかまったく読めない凄い漫画になったものです。

    惡の華(5) (講談社コミックス)
    押見 修造
    講談社 (2012-01-06)

    惡の華(4) (少年マガジンコミックス)
    押見 修造
    講談社 (2011-08-09)

    惡の華(3) (少年マガジンコミックス)
    押見 修造
    講談社 (2011-02-09)

    惡の華(2) (少年マガジンコミックス)
    押見 修造
    講談社 (2010-09-17)