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    『波よ聞いてくれ』2巻

    コメント(5)

    波よ聞いてくれ(2) (アフタヌーンKC)

    よくプロ野球選手で打率10割が理想と言ってるのあるじゃないですか。まあ実際には不可能で3割打てば一流なんですけど。漫画も同じで面白いの3割なら十分です。しかしながら沙村広明先生の作品は脅威の打率10割だから天才かよと震えてしまいます。というわけで『波よ聞いてくれ』2巻も最高でした。そのセンスはどっから出てくるんだと惚れ惚れしちゃう。

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    こっちに移転しました。
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  • 『波よ聞いてくれ』1巻の感想

    コメント(5)

    波よ聞いてくれ(1) (アフタヌーンKC)

    沙村広明先生は天才である。引き出しの多さ。何を描いても面白い。いや、何を描いても最高品質の傑作を生み出す。アクション描けば息をのむ大迫力、シナリオはグイグイ読ませる物語構造のストーリーテラー、ギャグを描けば腹筋崩壊間違いなし、作られるキャラの濃さと多彩さ、恋愛まで描いてしまう。器用に多様な作品を生み出す。そのどれもが超面白い。つまり漫画描く天才。
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    さて、そんな沙村先生の新作『波よ聞いてくれ』1巻が発売されました。
    まずは例によって1話を読んでみて下さい。
    <まずは1話を読むべし>
    沙村広明『波よ聞いてくれ』(モアイ)

    めったくそ面白いな!
    1話終盤の魂からの咆哮はまさにタイトル通り「波よ聞いてくれ」である。

    舞台は北海道サッポロ。主人公の鼓田ミナレは酒場で知り合ったラジオ局員にグチまじりに失恋トークを披露する。すると翌日、録音されていたトークがラジオの生放送で流されてしまった。激高したミナレはラジオ局に突撃するも、ディレクターの口車に乗せられアドリブで自身の恋愛観を叫ぶハメに。この縁でラジオ業界から勧誘されるミナレを中心に、個性あふれる面々の人生が激しく動き出す。まさに、波よ聞いてくれ、なのだ!




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